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北京週報>>中国と日本  
松山バレエ団、創立65周年を祝賀 東京

 

訪れた出席者にあいさつする森下洋子さん

 松山バレエ団(東京都港区)は都内で4日、創立65周年記念パーティーを開催した。国内外各界から200人以上が出席、中国駐日大使館の韓志強・公使が祝辞を述べた。森下洋子・松山バレエ団団長(64)と夫の清水哲太郎氏が、すばらしいバレエを披露した。人民網が伝えた。

 森下さんは昨年10月に第24回「高松宮殿下記念世界文化賞」を、11月には中国新聞社(広島市)主催の第69回「中国文化賞」を受賞した。松山バレエ団創立65周年を祝賀する今回のパーティーは、バレエ団を支えてきたすべての人に謝意が示すことが目的。森下さんは、「3歳からバレエを始め、踊り続けていたいとの想いで、あっという間の60年だった。今後も皆様のご支援の下、自身のバレエ人生を続けたい」とあいさつした。森下さんは昨年12月、「世界文化賞」の賞金1500万円を地震と津波で保護者を失った宮城県の孤児達に寄付した。

 韓公使は祝辞で、「松山バレエ団は中国国民の古き友人であり、清水正夫・樹子ご夫妻、清水哲太郎・森下洋子ご夫妻は二代にわたり、中日友好と文化交流に多大な貢献をされた。中国国民は永遠に忘れることはない」とたたえ、昨年9月以来、緊迫化する中日関係について「このような状況は両国の利益に合致しない。両国が現在の困難をともに克服することを望む」と期待を寄せた。

 松山バレエ団は清水正夫・樹子夫妻が1948年に創設した日本で最も著名なバレエ団のひとつで、中国と非常に深い縁を持つ。1955年、松山バレエ団は中国映画「白毛女」をバレエとして日本の舞台に紹介、1958年には初の中国公演を行った。歴代団長は永年にわたり中日友好と文化交流に尽力、中国公演は12回を数え、毛沢東、周恩来ら政府要人と接見した。胡錦濤・国家主席は2008年5月の訪日の際、松山バレエ団を訪問している。(編集HT)

 「人民網日本語版」2013年3月8日


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