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北京週報>>中国と日本  
「自分色に染める日本留学」河南出身・丁水彩さん

京都市の育英館関西語言学院に留学中の丁水彩さんは生粋の河南女性だが、いまでは流暢な日本語を操る。人民日報海外版が伝えた。

来日当初、見知らぬ環境、初めての一人暮らしに丁さんはなじめず、ホームシックになった。「日本語1級に合格していても、人との交流は難しかった。会話力が低いのでインターネット接続を申し込んだ時、相手の方に自分の意図が伝わらず、何度も電話し、苦労しました」。会話力を高めるため、彼女は2週間に1回、国立京都国際会館に通い、日本人に中国語を教え、同時に自分の日本語力を鍛えた。

壁は言葉だけではなかった。「中国では果物は重さで売りますが、日本では数量。野菜も高い」と丁さん。「来て間もない頃はいつも人民元に換算していました。高すぎたら買いません。でも時がたって、次第に慣れました」

海外留学生活に適応すると、丁さんは日本人の友人を部屋に招待し、得意の中華料理を振舞うようになった。留学生活1年を過ぎた丁さんは日本の習慣にも慣れ、玄関では靴を脱ぎ、出掛ける際にはハンカチを忘れない。ハンカチについて、丁さんは「日本人の友達に『ハンカチがなかったら、汗をかいたらどうするの?』と不思議そうに聞かれました。なんて答えたら良いかわからなくて……。それからハンカチを持つようになりました」と笑う。将来の夢について丁さんは、卒業後は日本で2年働き、経験を積んでから帰国したい、と語った。

自身のブログには日本の風景を写した写真がたくさんアップロードされている。「風景のすばらしさも、日本に留学した理由のひとつでした。休みの時はいろんな所を巡り、日本の自然を満喫します。大海原と澄んだ空気が何より好き」と丁さん。

丁さんを取材したのは元宵節(旧暦1月15日の節句)に当たる2月24日。本来ならば一家団らんの日だが、彼女は中国中央テレビ(CCTV)の特番をネットで見て過ごした。「たくさんの友人と一緒でしたが、実家のような温かさはない。両親がそばにいれば、と思いました。春節(旧正月、今年は2月10日)の日はまだ試験中でした。お祝いムードはなかったけれど、夜は友達と大阪でごはんを食べました」

海外のきれいな風景や空気も、気の置けない友人や愛する家族がそばにいる幸せにはかなわない。故郷や家族への想いは、水彩さんの心の最もやわらかいところだ。(編集HT)

「人民網日本語版」2013年3月4日

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