「ナイスショット!」「ドンマイ!」-----。会場内には、歓声や少年選手たちへの声援が次々と飛び交った。中日国交正常化40周年を記念する「中日友好交流都市中学生卓球友誼大会」が17日午前、北京オリンピックスポーツセンター(北京市朝陽区)で開幕した。中日両国の姉妹都市・省都道府県83組から中学生332人が出場した。人民日報のウェブサイト「人民網」が伝えた。
今大会は中国・日本の各都市から男女各1人を選出し、両国の姉妹都市間でタッグを組んだ。地域別のリーグ戦の上位2チームが、地域別のトーナメント戦に駒を進める。地域ごとに金・銀・銅メダルを決定する。
3日目となった19日、予選、そして緊張の準決勝を勝ち抜いた長沙市-鹿児島市、洛陽市-須賀川市、中山市-市原市、撫順市-いわき市、楽山市-市川市、廊坊市-松本市、蕪湖市-高知市、石家庄市-長野市、河南省-三重県、江蘇省-福岡県の10組が決勝に進んだ。
緊迫した熱戦が続いたが、少年・少女たちの顔には自信や笑顔、元気があふれていた。
今年は中日国交正常化40周年であり、「中日国民交流友好年」でもある。この特別な年に特別な大会が開催される意義は大きい。今大会の最大のポイントは、中日両国の中学生がタッグを組んだことだ。「国際化」されたチームは大会中、お互いを助け、励まし合う精神を存分に発揮し、レベルが高く、スポーツマンシップをみせ、なによりも友情が芽生えた。国籍は違っても、言葉は通じなくとも、小さな小さなボールが少年・少女たちをつなぐ心の絆となった。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年8月22日
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