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中国と日本  
中日民間の感情にどうして大きな落差があるのか?

中日関係についての相互報道において、両方の格差はさらに大きなものである。最も落差を体現することができるのは「冷凍ギョーザによる中毒」の事件であるかもしれず、中国の主流メディアは基本的に事件の発展に対する簡単な叙述のみにとどめた。

 これと相反し、2008年1月末に事件が明るみにされた後、日本のマスコミはほとんど全力を上げてそれを浮き出させた。最初の10数日間に、「毒ギョーザ事件」は毎日各新聞の一面のトップとなった。テレビはさらに昼夜途切れることなく報道を続け、その中に無責任なセーセショナルな言論も乏しくはなかった。一部日本メディアはまた中国のオリンピック主催の能力を疑い、さらには中国人の「国民性」について議論した。日本政府の世論調査によると、66.6%のアンケート対象者は「中国に対し好感はなく」、それは明らかに上述の世論の誘導と関係がある。

これのみならず、中日両国のトップが頻繁に相互訪問することと時を同じうして、一部の日本メディアとブレーンは急進的な言論を発表し、さかんに「チベット・カード」を切ったものはさらに多かった。

 

それと反対し、「調和」、「安定」を重視する中国のマスコミは、基本的に「よい事、すばらしい行動」の報道に照準を合わせ、日本側と論争をくり広げることは避けた。第3者の角度から見て、これはむろん大局からの考慮からのものであるが、もしもそのためにいくつかの明らかに「誤解」を混ぜるならば、相互理解にプラスとなるかどうかについて、大いに論議する余地がある。率直に言って、今日の中国人の中日関係の将来性に対する楽観視と日本人の見方の間にはきわめて大きな落差があり、「あわびの片思い」というばつが悪い状態が現れたことに対して、中国のメディアも一部の責任があると見るべきである。

「チャイナネット」2009年1月8日

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