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中国と日本  
普通の日本人が見たサミット

北海道洞爺湖サミットは主要先進国の首脳会合というだけでなく、日本の一般市民や民間組織が自らの主張を世界に示し、宣伝をする良い機会でもある。普通の日本人もサミットに期待を寄せているのだ。新華社が伝えた。

記者は札幌市内の会議センターで19歳の大学生、藤田早紀さんに出会った。藤田さんは環境NGOのボランティアだ。藤田さんは今回のサミットを、世界に北海道をアピールする絶好の機会と捉えている。サミットに注がれた世界の目は、北海道の美しさにも気づくことだろう。藤田さんはサミットを、仲間たちと共に環境保護をPRし、その意識を高める良い機会とも考えている。レジ袋の使用を減らす、両面印刷で紙の利用率を高めるなど、身の回りの小さな事から始めて、微力でも環境保護に尽くすことを若者に望んでいるのだ。

取材の過程で、気品ある和服を身にまとった女性たちを見た。和服作法研究会のメンバーで、サミットの機会を利用して全世界の目を引きつけ、和服の美をアピールし、日本の伝統文化を宣伝するために、みなで和服を着て集まったのだ。同会を率いる佐藤さんは、記者すらもその「活動の対象」にしてしまい、和服がいかに環境にやさしく、いかに健康にも良いかを、余すところなく記者に宣伝した。

60代のタクシー運転手、菅原仁さんは北海道に40年余り暮らしている。サミットに対する気持ちは少し複雑だ。菅原さんは「北海道は夏が人気シーズンなのですが、本来ならたいへん賑わっているはずの札幌中心部の繁華街でも、通行人はいつもの半分しかいません。大通りは警察だらけで、一部の道路は通行規制も敷かれているので、市民はできるだけ外出しないようにしているのです」と話す。路上の厳しい安全検査も、菅原さんの仕事に多くの不便をもたらしている。

サミットの安全を確保するため、日本政府は全国各地から約2万人の警官を札幌と洞爺湖周辺に動員した。周到な警備体制から世界各国から押し寄せてきた取材陣まで、これらすべては今年の北海道の夏が、静かではいられないことを告げている。

「人民網日本語版」2008年7月8日

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