国務院はこのほど次のような主な措置を講じた。

一、建設規模を圧縮する面で、国務院はいま固定資産投資による建設プロジェクトを整理し、投資規模を圧縮し、投資構成を調整し、多すぎる建設を停止し、経済成長をスローダウンさせる。

一、やたらな値上げを制止する面で、国務院は再び税収、財務、物価の大規模検査をくり広げる。

一、金融の安定化をはかるため、国務院はいま通貨発行に対する管理を強めつつある。中国人民銀行はすでに預貯金の長期スライド制を設ける措置をとった。

一、廉潔な政治を行う面で、国務院はいま措置を講じて、汚職、収賄をした公務員にきびしく打撃を加えている。勤倹節約を提唱するとともに、宴会税の徴収を始める。

一、流通段階を整備する面で、中国共産党中央、国務院は公司に対する見直しを開始し、化学肥料、農薬、農業用ビニールの販売に関する管理を強化するとともに、綿花、食糧市場に対する管理を強化する。

今後、国務院および関係部門は実際の必要性に基づいて、さらに一連の具体的規定を制定する。一連の規定があれば、政策の限界は明確になる。依拠すべき法もなければ、従うべき規定もない状況をなくする。これは、執行に有利でもあれば、検査、監督にも有利である。

今度確立した方針と措置は実状に合ったものであり、改革の深化と開放の堅持に役立ち、広範な人民大衆の願いに合致するものでもある。

「北京週報日本語版」資料