半島情勢の変化について、日本の専門家やマスコミの多くは他人の災いを喜んでいる。専門家はマスコミを通じて「北京は米国と日本が不安をよそに、ピョンヤンの挑発行為を陰で喜んでいる」と話した。
一方、米政府関係者はその見方に反対する。キャンベル米国務次官補(東アジア ・太平洋担当)は、こうした観点は多くの方面から見て「問題がある」とし、「われわれは中国に関する情報を多く入手し、何度も両国で話し合ったが、中国が朝鮮の行為に不満を抱いているのは明らかだ」と述べた。また、「中国にとって朝鮮の安定維持が一つの重要な国家安全保障の目標であり、数々の措置を講じて朝鮮に方針改正を促している」と指摘した。
キャンベル米国務次官補はさらに、関係各方面と正面から接触し、さらなる挑発行為をしないよう中国がピョンヤンに明確に説くことを米国は期待してると言及した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月18日