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「東方紅」から「北斗」まで  
’96中国航空ショー

 

航空工業

空前の盛況だった中国航空ショー カメラ•于燕敏

 

中国航空工業総公司の朱育理社長によると、中国の航空工業は一九五一年の創設以来、すでに累計一万四千機の軍用および民用機を製造してきたという。軍用機には迎撃戦闘機、攻撃戦闘機、爆撃機、ヘリコプター、練習機、偵察機、無人操縦機なども含まれ、その中でも中国航空工業で最大の製造量を誇るのは迎撃戦闘機である。航空機以外にも中国航空工業は多種類の空対空ミサイルや地対艦ミサイルなどについて、一万四千基以上におよぶ研究開発を行ってきた。その製品は中国の空軍や海軍に、主に装備されている。

中国製の民間航空機には小型で多用途の運5、運11、運12、中型輸送機としては運7と運8、ヘリコプターは直5、直8、直9などがあると朱社長は語る。今回出展された飛行機は、いずれも代表的な機種であるという。

今回出品された航空機のうち輸出型F8ⅡM迎撃戦闘機は、優秀な性能を持つ機種である。機体には先進的な火器管制用レーダーや操作システムが搭載され、六基の各種ミサイルの同時搭載や全天候で目標に対する探知、識別、攻撃が可能となっている。現在世界で広く使用されている第三世代の航空機の中でも、F8ⅡMは相当な市場競争力を持つものである。

朱社長はまた、九〇年代以来中国航空工業はその発展のテンポを速め、航空製品面で十種の航空機の初飛行、十四種の定型化、ならびに七種の航空機の形式番号合格証取得を実現させたと語る。またアメリカとの共同生産による三十五機のMD82•83旅客機も一九九四年に完成し、同じくアメリカと共同生産を推し進めている二十機のMD90―30型旅客機も製造作業が順調に進んでおり、それと同時に中国航空工業総公司の航空技術研究も大いに進展を見せたという。

さらに朱氏は言う―中国航空工業総公司はこれから先十年からを五年にかけての発展計画をすでに打ち出しており、さらに広範囲にわたっての国際経済技術協力も展開され、先進技術や資金および人材などを絶えず導入して国際競争に参加していくことになる。博覧会期間中に中国航空工業総公司とその傘下企業は国外の展示参加メーカーと広く接触し、多くの契約と意向取り決めに調印した。その中でも最高額であったのはシンガポール•テクノロジー•アエロスペース有限会社および英•仏•伊の企業からなるアエロ•インターナショナル•アジアグループ(AIA)と調印した、座席数百クラスの中型旅客機であるAE100の共同研究と生産の取り決めであった。AE100プロジェクトの総投資額は十七億ドルになると見込まれ、そのうら中国側が四六%、シンガポール側が一五%、AIA側が三九%の割合をそれぞれ占め、合弁の本部は中国に置かれてアセンブリー•ラインもすべて中国に置かれる。またその総販売機数は一千機が見込まれており、世界の航空機市場の三分の一のシェアを占めることになる。最初の一機のユーザーへの引き渡しは、二〇〇二年年末の予定である。

展示された中国製運8C(Y8C)輸送機 カメラ•韓宝成

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