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深圳経済特区設立30年  
広東省の学者、「3問」について熱く語る

 

2010年は深圳、「30にして立つ」年である。広東省共産党委員会の汪洋書記は1月6日、深圳に対し「3つの問題」を提起。第1は過去30年、深圳は何を立ち上げ、何に依存して「30にして立つ」を実現したか。第2は特区設立30周年を迎え、深圳は今年、何ができるのか。第3は、今後の30年、深圳はさらに何を行い、何に依存してそれを実現するのか。こうした問題をめぐり、広東省の著名な学者6人が見識に富む議論を展開した。

深圳市の主要道路である深南大通り

「唯一の文化が息づく」

――80年、中央政府は深圳と珠海、アモイ、汕頭に経済特区を設立することを認可した。振り返れば、深圳が得た成果が最も輝かしい。その原因はどこにあるのか。

丁力 3つの要素がある。第1は、香港に隣接していることだ。そのため、ある程度の優位性があった。その対外開放の過程における作用は過小評価することはできない。第2は、中央との緊密な関係だ。多くの企業いずれも北京を背景にしている。こうした北京という資源が、計画経済において、全国の資源を集めることで深圳を建設したのである。第3は、深圳が自ら苦労して起業したことだ。改革開放の過程において、率先して「時間は金、効率は命」などのスローガンを掲げたが、これらは当時深圳に行った人が、旧制度による束縛を打破することを期待し、同時に苦労しても起業したいと願っていたことを反映するものだ。また、非常に崇高な理想と、堅実な精神を示すものでもある。

鐘堅 深圳には本土の企業が多い。華為や中興、騰訊など。騰訊大楼は1年で100億元の売り上げを記録し、納税額は数十億元以上。華為は世界クラスの企業であり、特許件数で全国の半数を占める。

郭万達 深圳はその他の都市と違うとよく言われるが、それはなぜか。それは都市文化の包容性、寛容性、革新性、多元性にあり、これが都市の生命力の源泉なのである。深圳は若い移民の都市であり、市民は全国各地から来ており、中国にはこのような都市はない。唯一文化があってこそ、息づいていくのだ。

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