世界銀行のチーフエコノミストを務める北京大学の林毅夫教授はこのほど、改革開放30周年を記念して開催されたハイレベル国際フォーラムに出席した際、取材に応える中で「中国の来年の経済成長率は8~9%になるだろう。中国経済の急速な発展は、このたびの金融危機に対して中国がなし得る最大の貢献になる」と述べた。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
林教授は「2009年には活発な消費支出と固定資産投資が、引き続き中国の経済発展を推進する原動力となる」と指摘し、「過去2年間の2けた成長に比べて、2~3%下方修正することにはなるだろうが、世界全体からみれば、中国は依然として急成長する国だといえる」と述べた。
「人民網日本語版」2008年10月27日 |