武装警察部隊200人が13日夜11時15分、理県から90キロ離れた震源地のブン川県になんとか到着し、ブン川県の中心地と竜渓郷で迅速な救援活動を始めた。同部隊の王毅・隊長によると、14日の明け方にはさらに兵士470人が到着するもよう。
ブン川県映秀鎮に到着した先遣隊の隊員は「道路はどこも寸断され、70%以上の路面が陥没し、橋も全部損壊していた。先遣隊が持参した食料や飲用水はすでに現地の子どもやけが人に配布された」と被災地の状況を電話で紹介した。成都軍区の李世明・司令員は「天気が回復すればすぐに映秀鎮に食料や飲用水、薬などを空から投下する予定だ」と話す。
ブン川県の地形は複雑な上、悪天候や余震が続いている影響で、今もなお大部隊の到着が遅れている状況だ。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
※ブン川県の「ブン」はさんずいに「文」
「人民網日本語版」2008年5月14日 |