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中国人から見た日本  
中国人大学生、日本企業見学で「本当の日本」を目にする

 中日友好協会と中国日本商会が3月22日に2007~2011年「入ってみよう日系企業、実感してみよう日本」という中国人大学生の日本訪問プロジェクトを北京で発足させたことを明らかにした。これは中日両国で初めての大規模な中国大学生の日本企業見学・交流プロジェクトである。 同プロジェクトは中日友好協会と中国日本商会が主催し、2007年から5年間の計画ですすめられる。日本側は毎年30―60人の中国人大学生を10日間の日程で受け入れ、日本企業の視察や、農家、大学での生活体験を行う。第一陣は5月28日に出発の予定である。

中国日本商会の秘書長、武田勝年氏は記者会見の席で、今度のイベントの実施状況を詳しく説明した。中日双方は、今年、中国人民大学、北京師範大学、対外経済貿易大学、北京第二外国語学院など四つの大学から28人の学生を選んで、今年5月28日から6月6日まで日本へ行って交流訪問を行うことになった。武田氏は「今後4年間に、訪問の規模は全中国の大学に広まり、毎年の大学生の参加者数は60名まで徐々に増えていくことになっている」と語った。

今回、選ばれた28人の学生は簡単な言葉のテストを受け、「私が知っている日本」と言う作文を書かなければならない。しかし、主催者によると、「落選者」はほとんどない。「われわれはこれらの大学生が半分日本語ができ、半分英語ができ、更に一度も日本へ行ったことがないことを望んでいる。これこそ、本当の日本を目にすることになるだろう」と武田氏はユーモラスに話した。

大学生たちは日本に到着したあと、松下電器の科学研究環境保護センターを見学し、丸紅(株)で中国籍の従業員と交流を行い、日本の羽田空港で保全と研修プロセスなどを見学するなどのプロジェクトをスタートする。それだけではなく、群馬県の「野菜クラブ」を見学し、早稲田大学の学生たちと交流会を行い、最後は日本のごく普通のサラリーマンの家にホームスティする。武田氏は「彼らが真実の日本の住宅がどんなに狭なものかを体験することができますよ」と笑いながら語っていた。

「北京週報日本語版」2007年3月30日

 

 

 

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