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ますます増える民間交流  
北京で「第2回中国人の日本語作文コンクール表彰式」

第2回中国人の日本語作文コンクール表彰式がこのほど北京外国語大学キャンパス内にある日本学研究センターの多目的ホールで盛大裏に開催された。

段躍中・日中交流研究所長の「第二回開催」についての報告のあと、尾形日本財団理事長より最優秀賞(笹川賞)、来賓より一等、二等賞の受賞者に賞状が贈呈された。

そのあと、井出敬二在中国日本大使館公使、尾形武寿日本財団理事長、徐啓新中国中日関係史学会秘書長、徐耀庭人民中国雑誌社副社長らが祝辞を述べた。

イベントの第二部では劉徳有中国対外文化交流協会常務副会長の特別講演「わが人生の日本語」で、会場の日本語関係者に深い感銘を与えるものと言っても過言ではないすばらしいスピーチであった。劉氏は謙虚であることでよく知られた人で、数十年同じ世界で頑張りつづけてきた筆者にとっても、こんなハイレベルのスピーチは初めて耳にするものであり、触発されるものが多かった。劉氏は学生たちの質問にも丁寧に答えていた。

さいきん、中国では中日民間友好をテーマとした会合がつきつぎと聞かれており、数年間にわたる「曇天続き」といわれてきた関係にも、日射しが雲間から射し込んできたように思われるが、これからもこうした関係が続くことを期待するという声がよく聞かれるようになった昨今である。

来年の第3回のコンクールは大学生ばかりでなく、社会人からの応募も加えられるということが明らかにされた。日本語の勉強に打ち込み、大きな夢を胸に秘めた中国の若者たちの姿を目にして、筆者たちが数十年歩みつづけて来たこの道にも、やがてバトンタッチしてくれる人たちが大勢育ってくるのだということを実感し、感無量であった。(林国本) 

「北京週報日本語版」2007年1月22日

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