北京時間8月15日19時、北京五輪女子柔道78キロ超級の決勝戦が北京科技大学体育館で行なわれた。中国の佟文選手は一本勝ちで日本の塚田真希選手を破り、北京五輪女子柔道の最後の金メダルを手にした。
佟文選手は3期連続世界選手権のチャンピオンに輝いており、ここ数年国際競技でずっと負けたことはなかった。今回、日本の名選手の塚田真希選手を破ることにより、中国が2004年アテネ五輪で失った同種目の五輪金メダルの奪回を果たした。
女子柔道の大重量級はずっと中国選手が優位を占める種目で、1992年に荘暁岩、1996年に孫福明、2000年に袁華などの選手がいずれもオリンピック大会で金メダルを獲得した。
日本の塚田真希田選手はアテネ五輪の同種目金メダル獲得者であり、今回も五輪連覇を目指していた。塚田真希田選手はこれまでに佟文選手と合計5回対戦したが、一度も勝ったことはなかった。
|