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福田政権 小舟は難関を越えた

 

福田氏は就任後3カ月となった。世論はなぜ突然批判を停止したか。2種類の言い方がある。

一つの言い方は、福田氏は2007年末の前に中国を訪問したため、外交的得点を取った。訪中の4日間で、北京、天津を訪ね、孔子廟に参拝した。これまでの日本の首相がしない事を数多くした。また、中国側は大きな面子を与えた。接待面と実質的な経済貿易協力の面で、福田氏に多くの得点を与え、訪中の成果は就任後最大の外交的スポットライトになったのである。この外交スポットライトは、まず日本国民に次のような道理を伝えた。私達は中国と共に発展の道を求める。対立は日本に損失となる。この日中両国の「吉兆」は、将来の経済に望みがないと考えている多くの日本国民に、巨大な心理上の慰めとなった。中国との良好な協力によって、日本経済は引き続き回復し、発展することが保障されるのである。

もう一つの言い方は、福田氏の「太極拳」のような政治手法、すでに野党の猛烈な攻撃をしっかりと遮ったのである。もともと、多くの人々は、福田政権は「短命」と見ていた。一部には2008年の元旦を迎えられないと見ていたのである。しかし、今のところ、国会の最大の難題である「新テロ対策特別措置法」は、強行して成立した。懸案となっていた不明年金資料の問題も、解決に向け着手している。特に、福田氏は1万人以上に上るC型肝炎薬物感染患者に対する集団救助法案を通した。このことは、人々に福田氏の「うんうん」の調子の背後に、人々の実情に同情するといし善良な1面を見せ、「太極拳」の「柔らかい中に力がある」ことを見せた。世論はついに、このやせて弱々しい老人に力と安定感を見た。日本国民には安定感がたいへん必要だ――国家政治の面それとも個人の生活の面におけるものだ。

福田政権は、さらにどれくらい続くのか。この問題は、1カ月前には興味を持つ人があったかもしれないが、今はもう時代遅れだろう。フジテレビが発表した最新の世論調査結果によると、39%の人は2008年7月の北海道?洞爺湖サミットの後に衆議院を解散し総選挙を行うことを望んでいるという。しかし、21%の人は今回の総選挙が任期いっぱいの2009年に行われることを望んでいる。両者をプラスすれば、少なくとも半分以上の国民は、福田内閣がさら続くことを望んでいるというのだ。もちろん、多くの在日中国人も今年4月に中国の国家指導者が日本を訪問する時、握手する日本の首相が別人ではなく、福田氏であることを望んでいる。福田氏が中国を理解し、中国と親善的であるからだ。

臨時国会の閉幕の前日、福田氏と夫人の貴代子さんが、正式に首相官邸に引っ越した。福田氏ははっきり認識しているのかもしれない。3カ月以上の試練を経て、福田氏は今晩官邸で眠り、明日自分の家に帰るようなことはないだろう、と。

「東方ネット」2008年1月20日

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