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対中関係、米国は一層の責任感を持つべき

 

米国の一層の責任感は、中国に対して善意を示し続けることに体現されるべきだ。今年初め、米国はアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を拒否するよう西側各国を説得した。これは他国を損ない最終的には自国も損なう下手な手口だ。米国は、中国に善意を示すことが世界唯一の超大国である米国の度量を示すだけでなく、より重要なことに米国の根本的利益を高め、保障することを知る必要がある。

米国の一層の責任感は、米国に対する中国の貢献を客観的に受け止め、米国の実益に対する中米関係の推進作用を発展させることに体現されるべきだ。「中国が来た」は脅威ではなく、利益と協力だ。近年、すでに財政破綻し、没落して久しいデトロイトが中国企業の持続的投資によって再び活力を呈している。現在、中国の対米投資総額はすでに500億ドルに達し、米国人8万人の雇用を生み出した。今後5年で投資額は5倍になる。

中米間には対テロ、気候変動、国際安全、経済の持続的成長、国際サイバーセキュリティーなど世界的協力を必要とするものが余りにも多くある。半世紀前、米国を代表する中国通、ジョン・キング・フェアバンク教授は「もし米国人が中国の歴史、道徳、政治と哲学伝統を知ることができなければ、必然的に米国は政策を誤り、世界の安定にも影響するだろう」と述べた。この言葉は現在もなお時代後れではない。(編集NA)

「人民網日本語版」2015年9月8日

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