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ドキュメンタリー『光と闇』に見る独日の戦争責任反省
 

同ドキュメンタリーには、1970年にブラント独首相がポーランドを訪問した際、ワルシャワ・ゲットー英雄記念碑の前で跪くシーンがある。かつて世界を感動させた歴史的なシーンは、今見ても、歴史の責任を負うというドイツ民族の決意と勇気を感じさせる。当時の論評が言うように、「ブラント首相は跪いたが、ドイツは立ち上がった」のである。戦後、ドイツは被害国・民族に合計1000億ドル以上の巨額の賠償金を支払い、また、フランス、ポーランドなどの国と共同で中学校歴史教科書をつくるなどの方法で、民族和解を実現した。2005年、第2次世界大戦勝利60周年に当たって、「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」(通称ホロコースト記念碑)がベルリン市中心部に造られた。国会近くの敷地に並んださまざまな高さの2771個の石碑は、ヨーロッパのユダヤ人が殺戮されていたという事実を忘れぬよう人々に訴え続けている。

戦争の再発を防ぐためにさまざまな側面から深い反省をしたからこそ、ドイツは周辺隣国の理解と尊重を得て、戦後のドイツおよびヨーロッパの発展のための良好な環境を作ることができ、戦後ドイツの再統一を実現したのである。ドイツは世界の強国として、ヨーロッパと世界において重要な役割を果たしている。

それとは対照的に、同じく敗戦国である日本はどうだったのか。ドキュメンタリーは日本の右翼保守勢力が歴史観を歪曲する源流と頑迷さを詳述している。戦争責任を回避する裕仁天皇の「終戦の詔勅」から、戦争の責任をあいまいにした「一億総懺悔」、さらには国際社会の正義の審判に正面から挑戦する安倍晋三首相の「侵略無定義論」まで、日本は歴史を歪曲する道をひたすら歩み続けている。

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