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ドキュメンタリー『光と闇』に見る独日の戦争責任反省

本誌評論員 張志萍 

最近中央テレビ局の総合チャンネルとニュースチャンネルで放送されたドキュメンタリー『光と闇――独日第2次世界大戦反省録』(全4話)は、内外メディアで盛んに取り上げられ、視聴者からの注目を集めた。多くの専門家や学者は、このドキュメンタリーはドイツと日本の第2次世界大戦に対する態度とその影響の違いを客観的に分析しており、道理を訴え、説得力あるすばらしい作品であると評価している。

 多くの視聴者は、第2次世界大戦後の歴史やドイツと日本の第2次世界大戦に対する反省態度の違いについてある程度知っているが、今年は中国人民の抗日戦争と世界の反ファシズム戦争の勝利70周年に当たり、この重要な節目に歴史を振り返り、現実に目を向け、未来を展望することはなおいっそう必要である。だが時が経つにつれて、歴史の真相を目撃した当事者がますます少なくなっているため、このようなドキュメンタリーの放送は現実的な意義がある。同ドキュメンタリーの制作者らは中国、日本、ドイツの研究者、政治家、一般人に対する取材を通じて、ここ数年の専門研究成果、資料、発見、共通認識をまとめ、数多くの知られざる重要な歴史的事実や書類・文献・資料を系統的に公開し、ドキュメンタリーの形で当時の重要なシーンを再現し、歴史に正しく立ち向かうよう再び世人の警戒心を呼び起こしている。

 このドキュメンタリーは、戦後のドイツが勇気をもって侵略戦争の歴史に立ち向かい、戦争の罪に対して責任を負い、歴史の反省を繰り返す過程を初めて複数の側面から描写している。政治的な側面から見ると、戦後ドイツは内閣が交代したにもかかわらず、歴代の首相や大統領は一貫した態度をとり、すぐれた英知、実務的な精神、「道徳的勇気」を示してきた。社会文化の側面では、ドイツは国民、特に青少年に対する第2次大戦史の教育を重視している。社会民衆の側面においては、数百万の進歩的な反ファシズム主義者や知識人の積極的推進の下で、侵略戦争の歴史を認め、戦争の悲劇の再演を防ぐことがドイツ社会の主流共通認識となっている。

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