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中米露三国間駆引きの新たな局面

                                 安剛(本誌特約評論員)

「新しい東洋が間もなく形成されようとしている」。これは、米国や西側の多くのメディアが、中露が10年間の交渉を経て最終的にエネルギー協力契約を締結したことを報道する際に発した感嘆の声だ。

習近平国家主席は5月20日、上海でロシアのプーチン大統領と会談した。会談前、習主席は上海西郊会議センター広場でプーチン大統領のために歓迎式を行った。(新華社記者 蘭紅光撮影)

 

5月21日、上海アジア信頼醸成措置会議(CICA)に出席したロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席はともに「中露東ライン天然ガス協力プロジェクト覚書」および「中露東ラインガス供給購入販売契約」の調印に立ち会った。協定によって、2018年からロシアは中露天然ガスパイプライン東ラインを通じて30年にわたり中国にガスを供給する。供給量は年々増やし、最終的には年380億立方メートルとする。総額は約4000億ドル。

プーチン大統領にとって、5月の訪中は習近平主席が中国の最高権力者の座についた後初めての訪中であったが、2人が会談を行うのは1年3カ月ぶり7回目だ。2013年3月、習近平は国家主席就任後初の外遊先として、ロシアを選んだ。これは、陸と海で隣国と国境を接する中国の対外戦略配置が、主に太平洋を向いたものから東西両翼をともに重んじる方向へと調整されたことを示すシグナルだと広く解釈された。1年にわたる緊密な意思疎通を通じて、中露関係は全面的戦略協力パートナー関係に格上げされ、双方は全面的な中露エネルギー協力パートナーシップを打ち立てた。

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