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中国の食を通して中国文化を知る

 

文化の違いを越えた魅力ある食の物語を紡ぐ

「舌の上の中国」のヒューマンファクターはまさにこの番組が成功した重要な原因であり、言葉と文化の違いを越えた中国文化普及戦略を考える上で非常に意義がある。

于文軒氏によれば、ここ数年中国政府は中国文化の普及と伝播に力を注いできたが、コストばかりかかって効果がはっきり出ないことが多かった。その重要な原因の1つは中国と西洋の文化の違いに対する理解不足だ。西洋文化、特にポストモダン西洋文化にははっきりした特徴がある。一個人の人間性に対する注目と壮大な叙事の排除である。食には文化の違いを越える魅力がある。食を切り口にし、西洋文化の表現手法を参考にし吸収することは、中国文化の紹介と普及にとって非常にプラスになる。

中国文化の海外における伝播に話が及ぶと、サマーズ氏は、ここ数年、「中国文化の海外進出」はすでにはっきりとした潮流になっている、と指摘した。「中国文化の海外進出」の上で次に求められるのは、当然、西洋諸国の中国に対する誤解を解き、中国の国家イメージを改善することだ。サマーズ氏は次のように指摘する。「まずソーシャルメディアを活用するべきだ。現在世界で最も重要なコミュニケーション・プラットフォームの1つだからだ。それと同時に、中国は自国の得意分野や成果を世界に向けてもっとアピールすべきだ。例えば、発展途上の大国として、中国は確かに汚染対策や環境面で極めて大きな試練に直面しているが、この分野で多くの成果を上げていることも間違いない。中国をいかに語るか。この問題をしっかり考えるべきなのではないか」。

韓国東北アジア歴史財団研究委員のキム・ミンギュ氏は記者に、中国文化を対外アピールするにはやはり最も普及している英語を使うべきだ、と指摘した。しかし氏は中国を旅行中に、多くの名所旧跡の英語の説明はそこそこのレベルではあるものの、中国語の発音をそのままアルファベット表記している紹介文も多いことに気づいたという。

同じく東北アジア歴史財団研究委員のキム・ヒョンスク氏は、「中国は全方位的に自国をアピールし、インフラが便利で自然環境が優れた地域をもっと大々的に紹介すると同時に、中国の優れた社会治安環境も強調するべきだ。そうすることでさらに多くの外国人観光客を呼び込むことができる」と指摘した。

「北京週報日本語版」2014年5月7日

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