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中国、中東でより大きな役割を発揮

                               暁岸(本誌特約評論員)

 

長い間、中国の中東外交に対する外部の印象は「中庸」、「超脱」、「想像力に欠ける」というものであった。しかし中東における中国の利益が増すに従って、中東外交において中国は最早あってもなくてもよい国ではなくなった。

積極的関与

2014年1月20日、中国外交部の王毅部長は北京で、シリア問題の政治的解決について5つの主張を示し、シリアの各方面に、政治移行プロセスの具体的段取りと合理的スケジュールを早急に決め、相互承認をした上で政治移行管理機関を設け、各方面の利益を配慮した「中間の道」を歩むよう呼びかけた。翌日、王毅部長はスイス・モントルーに向かい、シリア問題第2回ジュネーブ会議に出席した。国連が主催したこの会議で、40余りの国と地域組織の代表は、政治的解決の方向を支持する3点の共通認識に達した。そこには中国の主張が十分に反映されていた。

2013年末以降、国連安全保障理事会と化学兵器禁止機関のシリア化学兵器廃棄に関する決議を実行するため、中国、ロシア、デンマーク、ノルウェーの4カ国の軍艦が共同でシリア化学兵器海上輸送の護衛活動を展開している。また中国はシリア及びヨルダン、トルコ、レバノン国内のシリア難民に、6回にわたって人道援助を行ってきた。

イラン核問題の外交解決プロセスでは、中国は「潤滑剤」の役割を果たし、「6+1」会談の建設的参加者である。中国の代表は、「西側はイランに新たな制裁を行わない。イラン側は核計画の推進を停止する。双方は現状凍結をベースにまず相互信頼構築を目的とする段階的協定を締結し、全面協定締結に向けて地ならしをする」という提案を真っ先に行った。

パレスチナ・イスラエル関係問題では、ずっと周りをうろうろするにとどまっていた中国は、より大きな役割を果たす意欲を示している。2013年5月、中国はパレスチナ自治政府のアッバース大統領とイスラエルのネタニヤフ首相の訪中をほとんど同時期に受け入れた。習近平主席はそれぞれと会見した際、パレスチナ・イスラエル関係問題について4点の主張を行い、パレスチナ独立建国とパレスチナ・イスラエル両国の平和共存という正しい方向を堅持すべきだと強調した。双方に「土地と平和の交換」原則を基礎として中東平和プロセスを全面的に推進するよう呼びかけ、平和プロセス推進のために保障を提供するよう国際社会に求めた。

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