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外国メディア、中国新指導部の執政新風に注目

 

【EFE通信北京】

習近平・中国共産党中央総書記は12月4日、北京で中国共産党中央政治局会議を主宰し、中央政治局の仕事の取り組み姿勢の改善と民衆との密接なつながりに関する8項目の規定を審議した。政治局委員は、中国共産党党員幹部と官僚は今後供回りを質素にし、随行人員を減らし、接待を簡素化し、外遊活動を規範化し、外遊を合理的に手配し、「民衆と密接なつながり」を持たなければならないという規定に全員一致で賛成した。

習近平総書記は中国共産党第18回全国代表大会(十八大)期間に、腐敗を根絶しなければ中国は亡党亡国のリスクに直面するだろうと指摘していた。先週火曜に開催された政治局会議では、仕事の取り組み姿勢の改善や民衆との密接なつながりに関する8項目の規定に全会一致で賛成した。 

【英国『フィナンシャルタイムス』ウェブサイト】

中国の新指導者は誕生からそれほどの時を置かずに新たな気風をもたらした。習近平政権初の注目を集める政策として、共産党中央政治局は効率低下と偉さをひけらかすような官僚主義をなくすために、花や観葉植物での装飾やレッドカーペットを敷いた歓迎セレモニー、実行を伴わない「空論」を禁じるよう命じた。

ほとんど官僚の生活全般に及ぶ新規定は、習近平総書記が先月の就任以来確立した空論を言わない親しみやすいイメージをいっそう強化した。

新規定は高級官僚に対し、招宴やテープカット式典を減らし、より多くの時間を本当に困難のある地区の訪問に割くよう要求している。幹部は「会議の実効を高め、会議時間を短くし、講話を短くし、空論や決まりきった文句を厳しく戒め」なければならない。また、「決してうわべを取り繕わない」、「スローガンの書かれた横断幕や垂れ幕を飾らない」、「祝賀の手紙や電報を打たない」といったことも求められた。

中国が激化する南中国海問題に直面している中にあって、習近平総書記がまず偉さをひけらかす官僚主義や効率低下といった問題の解決を決意したことは、習総書記が最大の問題は国内にあると考えていることを表すものだ。

ブルッキングス研究所で政治を研究するある学者は、「新規定は新しい指導部に対する支持を高めるのに役立つ。空論を言わないという態度や今回の禁止令は確かに中国国民の共感を呼んだ。これは政府行為を変える上で踏み出した重大な一歩だ」と述べている。

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