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モジラのCTO(最高技術責任者)マイク・シュレファー氏は「謀智」設立前に中国市場の見通しについて、「市場シェアについては具体的な考えはないが、5%であろうと10%、20%であろうと、より多くの人に利用してもらえること、またアプリケーション開発の面でより多くの選択肢とイノベーション空間をユーザーに提供できることを望んでいる」と言及した。
市場見通しについて、宮力氏は、謀智網絡は中国に「決死の任務」はないが、販売、シェア、サービスの質などの面で、自分で自分にプレッシャーをかけているだけだとして次のように語った。「主な任務は、市場シェアを伸ばすこと。ファーストステップとして5~10%を確保し、世界レベルに追いつく。最も理想的な目標は30~50%のシェアを占めること。もし50%のシェアを占められれば、謀智網絡は中国のブラウザ市場で“ホールドカンパニー”的な役目を発揮でき、社としての最終目標も達成できる」。
直面する競争
実際にファイヤーフォックスが中国で直面しているのはブラウザ市場のシェア争いだけでなく、さらに重要なのはカーネルをめぐる争いだ。
現在、中国市場でIEのカーネルを採用しているのはマイクロソフト以外に、マクソン(Maxthon)、グリーンブラウザ(GreenBrowser)、ザ・ワールド(The World)、騰訊(テンセント)TTなどがある。これら「シェル」と呼ばれるブラウザは中国市場でIEとともにファイヤーフォックス以外のあらゆる市場をほぼ独占している。
これらはIEのカーネルに基づくコンテンツを相互に補充し合い、共同で推し進める関係の輪を築きつつあり、ファイヤーフォックスのマイクロソフトのIEより優れた機能が「シェル」ブラウザ上で実現されるとともに、現地化の度合いを強めている。業界は、こうした代替物的色彩の濃い機能はファイヤーフォックスの普及にとって致命的な影響をもたらすと見ている。
宮力氏はこれに対し冷静な見方で自信満々にこう言う。「われわれの主なライバルはマイクロソフトのIEおよびIEの変種だけ。競争は良いことだ。マイクロソフトが“休眠”中に、われわれは多くのイノベーションを起こした。そのためIEにはファイヤーフォックスのコピーがたくさんある。ファイヤーフォックスはIEより互換性が高く、すでにIEより成功している。われわれがしっかり維持していきさえすれば、問題なく彼らより成功する。もちろん、ファイヤーフォックスは歩みを止めたりはしない。われわれはマイクロソフトに対抗するのではなく、より多くの選択肢を提供するだけ。われわれの理念はオープンなインターネット。したがって、われわれが代表するのは公衆の利益であり、マイクロソフトが代表するのは少数者の利益だ。多数の人の利益を代表する者は必ず成功するはずだ」。
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