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続行危うい「ノーカーデー」

 

去年の10月27日、常春の街・昆明市は2度目の「ノーカーデー」を迎えた。昆明市政府が「公告」という形で行った規定により、毎月最終週の土曜日には昆明は「ノーカーデー」となる。この日、市内では自転車、路線バス、タクシー、特殊車両およびその他の公共交通車両のみ通行でき、全市の各級各部門の公用車はすべて通行禁止だ。昆明市は、毎月「ノーカーデー」を設ける全国初の都市となった。

渋滞に悩まされている昆明市は、車がますます増えつづける中で、最悪の場合、主要幹線道路の80%が渋滞となり、車の実際の平均速度は時速10-21キロといった状況だ。

 

去年の9月22日に全国で一斉に「全国ノーカーデー」を実施したことで、昆明市は望みを抱いた。この日の観測結果は、車の排気ガスにかかわる汚染物質の減少を明確に示すものだった。炭化水素が55.9%、二酸化窒素が45.1%それぞれ減少し、騒音は約2.6デシベル減少、車両の数は約41%減少した。

 

昆明市政府の杜林杠副秘書長は月1回のノーカーデーについて、市民の環境保護意識を高め、公共交通を優先させるためだとしている。

 

しかし、「ノーカーデー」が毎月実施されることについては論議を呼んでいる。ある市民は「“ノーカーデー”の目的が環境保護意識を高めるという公益活動である限り、行政が強制的に進めるのはよくない。“ノーカーデー”そのものもボトムラインを守るべき」と語る。

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