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中国、資本大国に?

 

06年末の時点では世界の上位6位の大手証券市場は、ニューヨーク証券取引所およびユーロネクスト、東証、ナスダック、ロンドン証券取引所、大阪証券取引所および香港連合証券取引所で、上海取引所は10位以内にもランクインしなかった。

しかし07年10月9日に至って、上海取引所の時価総額は21兆3830億元に達し、香港連合取引所を抜いて一躍世界六大取引所の仲間入りを果たした。

上海証券取引所研究センターの胡汝銀主任は、05年に始まった株式構造改革の結果、中国の資本市場の成長を阻害していた制度的な欠陥が見直され、中国の株式相場の持続的な上昇を後押ししたことが時価総額の増加をもたらしたと見ている。

05年の株式構造改革着手から現在まで、上海市場の総合株価指数は3000ポイント、4000ポイント、5000ポイントの大台を次々突破し、6000ポイントを超える最高値を記録した。

時価総額の急増により中国の証券化率(株式時価総額/GDP)は130%に達し、米、日など資本市場先進国の水準に近づいた。この証券化率は2年前にはわずか16.8%だったのだ。

中国株式市場は、これまでは個人投資家主体であったが現在は機関投資家が重要な役割を演じている。中国証券監督管理委員会(証監会)のデータによると、07年7月現在、基金、証券会社、保険、QFII(適格外国機関投資家)などの機関投資家が保有するA株の時価総額の割合は46%に達している。

証監会主席の尚福林氏によると、中長期的には、マクロ経済の持続的発展、人民元切り上げ、国有資産の再編などが今後比較的長期間にわたって中国の資本市場を支えることになるという。

足りぬ成熟度

急ピッチの成長によって中国の資本市場が抱える問題も表面化した。

10月15日、尚福林氏は国際取引所連合(WFE)第47回年次総会宛ての祝電の中で、中国の資本市場の際立った特徴は「新興プラス転換」だとし、「短期間に成長したため十分に成熟しておらず、改革を持続することで証券市場の構造を適正化し、市場の機能を完全なものにしていく必要がある」と指摘した。

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