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外資銀行、カードを独自発行へ

 

――人民元業務の資格取得に続き、外資銀行はカードを独自に発行することが認可され、内外資本の銀行は全面競争の時代に入った。

譚  偉

商業銀行にとって、カードは人民元業務と個人金融分野で主要な媒体となるものだ。政策的制限から、外資銀行はずっと独自にカードを発行する資格を取得できなかたため、国内の商業銀行と協力して発行するしかなく、いわば迂回してこの分野に参入していた。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は6月4日、外資の法人銀行にカード業務を開放する具体的手続きに入った。人民元業務の営業資格を持つ外資法人銀行は銀監会の具体的要件と関連する業務技術基準に基づいて、カード業務の開設を申請できるようになり、銀監会は関係規定に基づいてこれを受理し、審査・認可する。

現在、申請資格があるのは、香港上海銀行(HSBC)とスタンダード・チャータード銀行、東亜銀行、シティバンクの初の外資法人銀行である4行に限られている。4行はいずれも6月7日に業務開設の申請書を提出した。

外資は今後、中国のカード業務と技術基準に合致した人民元カードを独自に発行し、国内銀行と同等の待遇を受けることができる。中国は、世界貿易機関(WTO)に加盟した際の銀行業を対外開放する確約と「外資銀行管理条例」の規定を履行することになる。

中央財経大学中国銀行業研究センターの郭田勇主任は「外資銀行がカードを独自に発行することで、内外資本銀行の全面競争が始まった」と指摘する。

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