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第1四半期、住民消費に持続的な伸び

 

消費パターンに新たな変化

「私は今、街をぶらぶらすることがずいぶんすくなくなった。『ネットサーフィン』の方がずっと楽しい。コンピュータの前にすわり、ネット商店から商品を選ぶのはなにより楽しいものだ。マウスをクリックすると、品物を家まで届けてくれて、そのうえ安い」、と張林さん。彼の携帯電話もネットを通じて買ったという。

これまでの商店でショッピングをするパターン以外、オンラインショッピングがますます人気を博している。中国インターネット情報センターが発表した最新の『中国のインターネットの発展状況に関する統計分析レポート』では、中国でよくインターネットを介してショッピングする人の数は3000万人に達し、1/4のネットユーザがよくオンラインショッピングをしている。

中国インターネット情報センターのデータが明らかにしているように、2006年の中国の電子商取引の取引総額は11000億元に膨らみ、「淘宝網」だけを見ても、化粧品や携帯電話はすでにオンライン取引で最も多い商品となっている。「淘宝網」の2006年の携帯電話および部品の年間取引額は53億元にのぼり、この数字はすでに中国の携帯電話販売のチェーン店「迪信通」の60億元の販売目標に近づくものである。

健康志向もすでに都市部住民の消費の新しいスポットとなっている。袁岳さんによると、都市部住民の中で、86.1%の人たちが健康が第一と考えている。体を鍛える以外、ますます多くの人は健康増進のためにお金をかけている。都市部住民が毎月さまざまな栄養補給剤・保健商品などにかける費用は1人当たり62.42元、フィットネスにかける費用は1人当たり148.4元に達している。

国家統計局重慶調査チームの最新のデータによると、2006年の重慶市都市部住民の1人当たり医療・保健支出は705.72元、1996年の137.15元に比べて4.2倍増え、年平均17.8%増となっている。消費関連支出に占める割合は1996年の3.1%から2006年の7.5%に増え、4.4ポイント上昇した。これは10年来の住民消費の新しい成長スポットとなっている。2007年の住民の保健関連の消費支出は引き続き増加傾向にある。

「医療・保健関連支出の大幅な伸びは、住民の健康志向の向上によるもので、栄養補給剤や健康増進関連商品が人気を博している」と国家統計局の李暁報道官は話している。

中国人民銀行(中央銀行)の統計データによると、今年第1四半期の個人向け貸付金総額は3321億元増で、前年同期比1578億元増加し、そのうち中・長期貸付金は1708億元増えた。中国人民銀行の分析レポートでは、住民の消費関連融資のニーズは明らかに拡大傾向にある。

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