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中日歴史共同研究に関する再思考

 

一部の人たちは中日間の歴史共同研究に対して懐疑的な姿勢をとっており、そんなことは不可能だと見ている。私は2つの問題をはっきりさせる必要があると考えており、1つはわれわれがどのような基準で共同研究の過程と成果を判断するかということ、いま1つはわれわれと歴史問題について対話を行っている相手をいかにして認識するかということである。

前の問題に対し、私はかつて、多くの場所で語ったことがあるように、歴史の共同研究は三つの段階に分けることができる。最初の段階は冷静で静かな環境を創出し、みずからの考え方を整理し、相手側の見解に耳を傾け、初歩的かつ基礎的でもあるコミュニケーションと交流を行うことである。第二段階は双方の見解に基づいて研究をすすめ、相手側と討論をくり広げることである。研究と討論の過程は見解がぶつかり合う過程でもあるが、互いに影響し合う過程であるかもしれない。第三段階は双方の見解と認識を再び整理する過程において、われわれの間の本当の食い違いがどこにあるのかを考え、同時にかつての食い違いは事実上誤解であるということも考え、共通の認識をさがしあてるものを考えることである。このような整理を経てから、われわれははじめて共同研究レポートを提出することができる。いまから見ると、最初の段階の仕事はすでに展開され、第二段階と第三段階の仕事もまもなくすすめられることになっている。

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