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文化・科学・観光  
「天宮1号」を紐解く(1):時速2万7千キロで飛行

 

 29日夜9時ごろ、宇宙ステーション実験機「天宮1号」は無事打ち上げに成功、中国初となる宇宙空間でのでのドッキング実験の幕が開かれた。人民日報が30日に伝えた。

 中国載人航天工程(有人宇宙飛行プロジェクト)宇宙飛行士部門副総設計師・白延強氏によると、「天宮1号」の内部は、すでに乗組員を搭載できる状態が整っており、設計・設備状態は有人飛行の場合と全く同一という。

 近い将来、中国の宇宙飛行士は、宇宙船「神舟」に乗り込み、宇宙空間で「天宮1号」とのドッキングを行い、「天宮1号」内で生活し、諸任務を遂行する。「天宮1号」の内部はどんな様子なのか?乗組員はどのように生活するのだろうか?

 ▽国内最重量、時速約2万7千キロの「天空1号」

 酒泉衛星発射センター有人宇宙飛行発射場から乗組員を載せて打ち上げられた宇宙船「神舟」は、地球から300数キロメートル離れた地点で予定軌道に入り、「天宮1号」を追いかける。この時、「天宮1号」は時速2万7千キロメートルで飛行している。だが、「神舟」もほぼ同じスピードで飛んでいるため、一見したところ、「天宮1号」は「神舟」の前方で、同じ速度で移動しているように見える。

 「天宮1号」は、国内でもっとも重量の重い軌道船だ。外観からも容易に分かるが、3モジュール構造の宇宙船と違い、「天宮1号」は2つのモジュール、つまり実験用キャビンと燃料室で構成されている。燃料室には軌道船に動力エネルギーを供給する資源が搭載されている。実験用キャビンは、乗組員が執務、生活を行うスペースだ。キャビン内は、人間の生存・生活に適した環境が整えられており、温度、湿度、酸素濃度などは全て、地球上とほぼ同じという。(編集KM)

 「人民網日本語版」2011年9月30日

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