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文化・科学・観光  
天宮1号、絶滅危惧植物の種を乗せて宇宙へ

 

雲南省の絶滅危惧植物の種が、まもなく打上げられるドッキング目標機「天宮1号」とともに宇宙へ旅立つことが分かった。雲南網が28日に伝えた。

中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園の潘勃氏によると、天宮1号に搭載されるRhododendron giganteumは、ツツジ属の中でも最大の大きさを誇る。ツツジは一般的に低木だが、この品種は大木に属し、高さ20メートルまで成長するという。希少性、鑑賞性が非常に高い品種だ。この品種は1919年に雲南省騰衝県・高黎貢山の原始林の中で初めて発見された。当時、樹齢はすでに280年を越えており、高さは25メートルだった。

天宮1号にはこのほか、「望天樹」、「普陀鵝耳櫪」 、「ハンカチノキ」の種も搭載される。宇宙空間という特殊な環境で種を変異させ、生存率を高めて繁殖しやすくさせることが目的だ。

潘勃氏は「宇宙には放射線が豊富にある。種が放射線の刺激を受ければ遺伝子が突然変異を起こし、変異を受けた株や個体は生産量が増加したり、一部の成分が高まったり、ある種のニーズを満たすなどの変化が起こる可能性がある」と述べる。

その他の育種方法と比べ、「宇宙育種」の最大のメリットは変異の確立が高く、周期が短いことだ。比較的短時間で、従来の育種方法のボトルネック(遺伝資源不足、育種方法が単一的など)を打開することができる。(編集SN)

「人民網日本語版」2011年9月29日

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