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現代的な新生活に入った人口最小のローバ族

中国で人口最小の民族であるローバ族が集まり住む西蔵(チベット自治区)林芝(ニンティ)地区米林県南伊溝才召村を記者が訪ねると、達娃村長は「わたしたちローバ人はすでに、現代的な新生活に完全に入りました」と述べた。ローバ族は国境をまたがり分布する民族で、現在の総人口は2985人だ。米林県南伊ローバ民族郷の暁紅郷長(全国人民代表大会代表)によると、党中央と国務院は、全国で人口最小のこの民族の生産・生活状況に常に特別な配慮をしてきた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

達娃村長の家に入ると、部屋は広々として明るく、テレビや冷蔵庫など各種家電がすべてそろっており、きれいな蔵(チベット)式家具が置かれ、台所には水道やガスも通っていた。村長によると、ローバ族は以前は狩猟中心の生活で、米林・察隅・墨脱県の深山に分散していたが、現在では大部分が米林県南伊郷の3つの村に集まって住んでいる。このうち才召村はローバ族のみの唯一の村で、36世帯156人が暮らしている。「わたしの家だけでなく、村中の家がみんなこうなんですよ」と村長は言った。

ある村民は「旧西蔵ではローバ族は『野人』と呼ばれていました。当時のわたしたちの生活は確かに『野人』のようだったからです。たとえばわたしたち才召村のローバ人は、以前は狩猟で生計を立て、山を下りて獲物の毛皮を食糧と交換していました。字を読めるローバ族はほとんどなく、病気になると巫術に頼るしかなく、治療を受けたこともなく、民族全体の生活が基本的に半原始社会の状態にあったのです」と語った。

村長は「1985年に政府が何度も働きかけ、ついに南伊溝の山林に住むローバ族すべてが雅魯蔵布江(ヤルツァンボー川)沿いの才召村に移り住みました。政府は土木造りの家も無料で建ててくれたのです。1988年には国務院が認可して南伊ローバ民族郷が成立しました。ローバ族の生活に根本的な変化が始まったのです」と説明した。

現在ローバ族の人口は急増している。南伊郷の人口は1988年にはわずか56世帯200人余りだったが、現在では101世帯470人余りになった。1人あたり純収入は07年に4458元に達した。ローバの民族衣装も今年、国家無形文化財に指定された。(編集NA)

「人民網日本語版」 2008年08月20日

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