内蒙古自治区巴彦ドウ爾市陰山岩画調査チームによると、先ごろ、巴彦ドウ爾で陰山岩画315枚を新規に発見したという。
10月中旬から、寧夏回族自治区の岩画専門家、調査員などで構成された調査チームは陰山地域で「網引き式」の調査を半月にわたって行った。
調査で、登記された岩画地点のほか、315枚余りの岩画、1000枚余りの単体画像のある5カ所を新規に発見した。岩画の内容は猟、競馬、顔画像、髪に羽毛を飾る猟師などいろいろある。
陰山岩画は自然風食、人間破壊などの要因で、5000枚はもうなくなった。そのため、巴彦ドウ爾市委、市政府は今年9月、文物、測量、地質の部門を集め、専門家、学者、ボランティアを選び、2つの調査チームを構成し、近代科学技術を駆使し、陰山岩画に対し、3年間にわたって保護目的の調査を行う。
(注:ドウ=さんずいに卓)
「東方ネット」2007年11月8日 |