中国フィルハーモニックオーケストラ「2007~2008音楽祭」は9月1日、北京保利劇院で序幕を切り、当代音楽を展示するのは今回の音楽祭の「メインメロディ」となる。
フィルハーモニックオーケストラの芸術総監-余隆氏によると、今回の音楽祭は33組、43回のコンサートからなり、チェリストのニーナコトワ氏が作曲家のマイケルナイマン氏に委託し、創作したチェロ協奏曲、北京国際音楽祭が世界で著名な作曲家のクシシュトフペンデレッキ氏に委託して創作した第八交響曲という当代音楽作品が同時に音楽祭の期間中、世界的初演を行なう予定だ。10 月21日、開かれる当代作品コンサートは一部の当代音楽作品を集中的に展示し、音楽愛好者に当代音楽の発展方向を握らせる。
この音楽祭にて中国フィルハーモニックオーケストラが中国作曲家に委託した2つの作品-葉小綱氏の「巍巍昆侖」と郭文景氏の「江山多嬌」も展示される。また、中国フィルハーモニックオーケストラは大量の中国作品を公演する。例えば郭文景氏の交響曲「蜀道難」、竹笛(バンスリ)協奏曲「愁空山」、唐建平氏の「精衛組曲」、金湘の2幕歌劇「原野」等だ。
情報によると、中国フィルハーモニックオーケストラは08年5月1日~28 日、五輪の開催地である都市で世界的巡回公演を行い、アムステルダム、ベルリン、ソウル等14の世界的オリンピック大会の開催地でコンサートを開催する予定だ。
「東方ネット」2007年8月31日 |