(2) 半年前にテスト試合を開催
北京オリンピック開幕の日が近づき、北京オリンピックの準備模様や運営方式、環境保護などの課題も世界中の注目を浴びている。国家体育局の副局長で、北京オリンピック組織委員会の于再清・執行副主席は先日の日本訪問の際に「第一財経日報」の取材を受けた。下記はその内容。
――竣工が間に合わない試合会場や練習施設があるのでは?
于再清:それはありえない。過去において、オリンピックの開催前日まで建設中であったり、試合会場が設計図では屋根つきであったのが、予算不足で屋根なしに変更した国もある。しかし我々の基本原則として、オリンピックの公式試合が行なわれる半年前に、すべての試合会場は建築を終了し、竣工検査を済まさなければならない。その後、各種のテスト試合を行い、建築設計上の問題が無いか等を確認し、改善を施す。また、テスト試合を通じて、オリンピックの大会全体の流れと保障システムを理解し、経験を積むことができる。またテスト大会を通じて、10万人のボランティアと北京市全体の管理能力を高めることができる。
「人民網日本語版」2007年11月16日 |