ギリシャのリアピス文化相は22日、「ギリシャ政府は2008年北京オリンピックの聖火採火式が行われる前にオリンピアの聖火採火地の修繕作業を終了させる」と明らかにした。
ギリシャのマスコミの報道によると、リアピス文化相は同じ日に、オリンピアの遺跡の修繕現場を視察した際に、「冬がまもなく来るので、修繕作業の時間は限られている。これからの2週間、多くの作業を進めなければならない」と指摘したという。
オリンピアは古代オリンピックの開催地で、1936年からオリンピックの主催国がここからオリンピックの聖火を採火するようになった。8月24日から、ギリシャでは大規模な山火事が多発し、オリンピアの遺跡も火事に見舞われてだいぶ損壊してしまった。北京オリンピックの聖火採火式は来年の3月25日にオリンピアで行われる予定である。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年9月23日 |