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北京週報>>社会  
老人ホーム生活を楽しむチベットのお年寄り

62歳のアワンさんと53歳のゴンサンさん (馬力撮影)

金葉敬老院にはレストラン、活動センター、医務室がある。現在、住居棟15棟、個室120部屋を備え、120人の高齢者を収容できる。各部屋に液晶テレビや太陽エネルギー、床暖房、呼び出し機、風呂、トイレなど日常生活に必要な設備が備えられているほか、入居者の葬式費用を含む全ての費用は国が負担する。

「扶養してくれる人もなく、労働能力も収入もない60歳以上の高齢者は皆敬老院に入居することができる。または45歳以上の身体障害者も、状況によって入居が可能だ」。テンジンチョマさんによると、2009年の敬老院設立当初、入居者は45人だったが、今では105人になったという。

ここ数年、ラサ市の社会保障システムが絶えず完備されつつあり、労災、養老、医療、失業、出産など保険のカバー率は95%以上に達した。「五保戸」(食糧の保障、衣類の保障、住居の保障、医療の保障、葬儀の保障という5つの保障が含まれている)老人の集中扶養率は76%以上で、1人当たりの扶養基準は年間4320元となった。 

物質面の保障が得られる一方、感情面も徐々に豊かになってきた。現在、敬老院で知り合い、結婚した高齢者夫婦が11組いる。 

62歳のアワン(阿旺)さんは耳が遠く、53歳のゴンサン(貢桑)さんは脚が不自由だ。2人のなれそめについて、ゴンサンさんはこう話す。「2011年、敬老院に入居してから、年をとったアワンさんが自分よりもっと年上のお年寄りの面倒を見ているのを目にして、よく洗濯などを手伝ってあげていました。そうこうしているうちに、だんだんアワンさんのことが好きになったのです」。 

「人生の大半を過ぎても結婚できなかったのに、敬老院で結婚相手を見つけられるとは思いませんでした。ここでの暮らしはとても楽しい」とゴンサンさんは言う。 

「高齢者たちが物質面や精神面で基本的な保障が得られ、精神的な充実感が得られるようにしたい。彼らが幸せでいてくれれば、私たちも嬉しい」とテンジンチョマさんは微笑んだ。 (本誌記者 馬 力

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