中国のある婚活サイトが最近、独身者の多い中国の都市ランキングを発表。トップ3は上から順に、広東省、北京、江蘇省だった。金陵晩報が報じた。

中国では、1が4つ並ぶことから11月11日が「独身の日」とされており、11月1日は「ミニ独身の日」とも言われている。この婚活サイトがこのタイミングでランキングを出してきた、ということは、独身の人に「いつまでも独り身で『独身の日』なんか祝っていていいのか？」と結婚を催促する意味もあるのだろう。

独身も一種の「流行」

あるネットユーザーは、「自由飛行を続けている女性もいる。歳なんか気にしない1970年代生まれの女性だ。彼女たちは仕事を頑張り、お金の大切さも知っている。百貨店でほしい物を見つけたら、自分への『ご褒美』とそれを買う。また、独身であることを楽しみ、男性に甘えることを忘れず、気を緩めることなく着飾る。そして、眼じりにしわができることも気にせずに、笑顔を振りまく。彼女たちは決してあわてず、失敗しても転んだままでいることはない。本当にうらやましい……」とつぶやいている。

独身は現在、一種の流行のようになっている。実際には、多くの独身のネットユーザーもそのことを認識しているようで、一定の年齢を過ぎると、後は縁があるのを待つだけだ。縁を待つというのは、一種の穏やかな心の状態で、急がず、あわてず、静かに出会いを待つのだ。そうなると、「独身の日」もそのような人に影響を与えることはなくなる。独身というのも1つの選択肢で、周囲にそのような人が増えると、それもまた「流行」になるのだ。