中国2010年上海万博の「上海館」が11日に竣工した。場所は中国館の「省区市館」にある。「永遠の新天地」というテーマをめぐり、ハイテクと現代アートの融合による最先端のビジュアル表現技術が搭載されており、数多くの参加型イベントも展開される予定。
上海館の入り口は、上海の伝統的な建築様式「石庫門(せっこもん)」のデザインをモチーフにしている。外壁、待合エリアと中庭の三部構成だ。15000枚あまりの写真が飾られている外壁とカラフルなパネル展示が行われている待合エリアは、上海の魅力を遺憾なく表現している。また、デジタルの音声、映像技術や360度のパノラマスクリーンなど最先端の技術もふんだんに盛り込まれており、来場者に視覚、聴覚、触覚、ひいては臭覚も含めてインパクトを与えることが期待されている。
「CRI」2010年4月11日 |