中国政府は西部地域の発展を速め、東部沿海発達地区の産業の中西部地域への移転を支援するため、「西部地域への産業移転受入れを支援する意見」を策定している。
これは国家発展改革委員会の杜鷹副主任が8日、西安で開かれた第1回東西部地域協力シンポジウムで述べたものだ。杜鷹副主任は「10年にわたった西部大開発を通じて、中国の西部地域は大きな進展を上げた。しかし、インフラ施設はまだ立ち遅れ、自らの発展能力も不足している。依って財政や税収、土地の利用、関連施設の整備などの面で効果的な措置を取り、東部地域の産業が中西部地域への移転を速めることを支援して行く。そして、東中部地域は対外開放分野における西部地域との協力を全面的に強化し。国境経済協力区や輸出加工区、重点国境税関のある町の建設に積極的に参加するべきだ」と述べた。
「CRI」2010年4月9日 |