チベットでは最大となる出力1万キロワットの太陽光発電所の建造工事が19日、チベット中部のヤンバーチンで始まった。
建設工事は10ヶ月の予定だが、完成すれば、緊迫状態にあるチベット中部の電力供給がある程度緩和されると期待されている。
この日、同じくヤンバーチンでは新たな地熱発電システムの建造工事もスタートした。
専門家によると、チベットでは環境を大事にしようと、向こう数年、化石燃料などの利用を減らし、地元の状況に見合った太陽光、風力、地熱およびバイオマス・エネルギーなどの開発と利用を拡大していく計画だ。
「CRI」2010年3月19日 |