浙江省工商局がこのほど杭州、寧波、台州という3都市の百貨店で販売されている海外ブランドの服に対して行った品質検査の結果によると、合格率はわずか43.5%で、ベルサーチやHUGO BOSSなどの高級ブランドを含め、イタリアやフランスなど11ヶ国からの30の海外ブランドが不合格と判定された。
それによると、これらの輸入服装製品に、厳しい安全品質問題がある。例えば、染色堅牢度や、PH値、ホルムアルデヒド含有量など、重要な安全指標を達成していないため、染料の色落ちや、皮膚の酸塩基平衡異常、呼吸系粘膜と皮膚への刺激などが起こる。また、一部の服装には成分の記載も虚偽があり、例えば、ウールの混合率が半分足らずでもウール100%と記載するケースが見つかった。
「CRI」2010年3月15日 |