全国政治協商会議の委員を務める中国運搬ロケット技術研究院の責任者、梁小虹氏は3日、北京で、中国の次世代の大型運搬ロケット「長征5号」の開発が順調で、サンプルの研究段階に入ったと明らかにした。
「長征5号」は2014年に打ち上げられ、2030年に内外の衛星発射市場に投入される。梁小虹氏は、「『長征5号』の開発は、中国の宇宙技術のレベルアップを推進する。そして、向こう30年から50年までの宇宙技術の開発や、宇宙資源の平和目的利用に用いられる」と強調した。
なお、「長征5号」は全長60.5メートルで、運搬力が10トンだ。そして、低コスト、無毒、無汚染、高性能などの利点を持っており、総合性能は国際レベルに達している。
「CRI」2010年3月4日 |