衛生部国際交流・協力センター、中華医学会生殖医学分会、メルクセローノ社の責任者は南寧で2月26日、中国初の全国的な不妊症調査プロジェクトをスタートさせることを宣言した。「科学時報」が1日に伝えた。
中華医学会生殖医学分会の周燦権主任委員はプロジェクトのスタート式典に出席し、「現在中国には全国的な不妊率の統計データが不足している。同プロジェクトにより、中国の不妊率の正しい統計が明らかになるだけでなく、医療政策の制定、衛生資源の手配などの面でも重要な役割を果たすだろう」と述べた。
メルクセローノ社の王浩中国市場総監によると、今回の調査プロジェクトは「衛生部国際交流・協力センター-メルクセローノ生育補助科学技術発展協力プロジェクト」の一環として行われる。生育補助科学技術発展協力プロジェクトは、メルクセローノ社が1000万元を出資し、衛生部国際交流・協力センター、中華医学会生殖医学分会および、その他の関連機構と協力して行うもので、調査目的は生育補助技術資源の合理的な分配、生殖補助科学技術発展計画の制定に向けて、科学データを提供すること。
「人民網日本語版」2010年3月2日 |