中国国務院台湾事務弁公室の範麗青報道官は北京で24日、台湾の農業従事者が大陸で投資やビジネスを行う際の環境をさらに整えるため、台湾と農業提携を強化することを発表した。
範報道官によると、具体的な措置としては、農業協力のモデル地区や台湾の農業従事者の起業パークを建設すること、台湾の農業関連企業が大陸で展示・販売会を開催する際、それを積極的に後押しすること、農業情報技術や人材育成、組織づくりなどにおける交流と協力を強化すること、および新しい協力の形を模索することなどが挙げられる。
なお、現在、両岸の農業協力モデル地区は9つの省に設けられ、農業従事者の起業パークは10の市に19か所設けられている。
「CRI」2010年2月24日 |