上海万博事務協調局の19日の発表によると、万博の開催に向け、上海税関は展示品の出入国手続きの利便化を図り、これまでに440ロット、1億1200万ドル相当の入国物資に対し、スピーディーな検査を行ったということだ。
これらの展示品には、セーシェル共和国の国宝・アルダブラゾウガメ、ニュージーランドの国の木・シルバーファーン、日本の新型コンセプトカー、ロシアの月面ロボット車などが含まれている。さらに引き続き、デンマークの「人魚姫」像やスペインの復元古代船、メキシコのマヤ遺跡の柱など国宝級の展示品が相次いで到着する予定だ。
また、空港、駅、埠頭などにも万博関係者の専用通路が開通した。
万博の開幕日が迫るにつれ、3月から4月は展示品の入国ラッシュに入る。上海税関は万博の専用窓口を設けているほか、体積の大きい展示品に対してはパビリオンに搬入された後、実地検査することで対応している。
「CRI」2010年2月19日 |