春節連休の最終日である19日、北京市観光局が北京の観光客数と観光による総収入を発表した。7日間の連休期間、北京の観光客数はのべ765万人、観光による総収入は29億元を上回り、いずれも過去最高を更新したということだ。
北京観光局の顧暁園・報道官によると、北京市は今年も年越しに合わせた観光イベントを催し、全市で50あまりの縁日が開かれた。また、イベントの開催に際しては、内外の観光客に北京の伝統的な風俗や習慣を味わってもらうため、30万枚の無料電子入場券を配布した。そのほか、香港やマカオ、台湾地区の観光客を対象として、1000人規模の年越し食事会なども催したということだ。こうした多種多彩なイベントが連休中の観光市場を盛り上げた。
なお、縁日が催された地壇公園や龍譚湖公園などが、最も人気の観光スポットとなった。ネットユーザーの投票による縁日の人気ランキングでは、1位が円明園、2位が地壇、3位がハッピーバレーだったということだ。
「CRI」2010年2月19日 |