国務院食品安全委員会主任でもある李克強副総理は9日、食品安全に関する監督管理をさらに強化し、食品安全状況を根本的に改善する方針を明らかにした。
これは当日北京で行われた国務院食品安全委員会第1回会議で述べられたものだ。李副総理はさらに、「現在、食品安全の面では全体的に落ち着いているが、基本的な部分がまだ弱く、状況は依然として厳しいものだ。また、今年は主に食品添加物や食用農産品、家畜の食肉処理、物流、飲食業、健康食品などの分野にある問題を中心に、全国で食品安全の正常化に乗り出す予定だ。また、最近起きた粉ミルク事件を厳しく追及し、厳正な処罰をする」と述べた。
「CRI」2010年2月10日 |