通信機器・端末メーカーの大唐電信集団は09年、特許出願数が中央企業のみならず、全国的に見てもトップレベルとなり、これまでに出願した特許数は累計で6000件を突破、企業のイノベーションが飛躍的な発展を見せた。人民網が9日に伝えた。
TD-SCDMA(中国の3G規格)の開発者であり、核心となる知的所有権の所有者、産業発展の推進者である大唐電信集団は09年末現在、国内における特許出願数が6000件を超えた。1年あたりの平均増加率は約40%で、うち90%以上は重要発明特許、約半数はTD-SCDMA、TD-LTEおよび、関連の応用技術と関わっており、TD-SCDMA技術分野における中国の確固たる地位を築いた。
大唐電信集団はここ数年、知的所有権の運用業務を、企業の競争力となる主要業務へと昇格させた。現在、TD-LTEおよび関連の応用技術で競争が激しくなる中、大唐電信集団は長期的な技術への資金投入と蓄積により、TD-LTE-Advancedを打ち出した。同規格は国際電気通信連合(ITU)に4G規格の候補として認められており、将来の4G規格競争における、中国企業の主導権把握に一歩近づいた。
「人民網日本語版」2010年2月10日 |