中国農業省の牛盾次官は広州で9日、「新しい情勢に見合わせて、南沙海域での漁業開発や管理を見直し、当海域の漁業パトロールに力を入れ、国の海洋権益を守る」と述べた。
これは牛次官が広州で開かれた南沙美済礁建礁15周年の表彰式典で述べたもの。牛次官は「南沙海域は中国漁民の伝統的な漁場で、農業省は1994年から南沙海域で漁船護衛のパトロールを実施し、南海区漁政局による美済礁の駐屯や警護が始まった。これは国の海洋権益の保持や、南沙の漁業生産の秩序、漁業資源と漁民の権益保護に大きな役割を果たした」と語った。
「CRI」2010年2月9日 |