中国国務院弁公庁がこのほど発した通達によると、エネルギー戦略に関する政策決定の強化と政策間のバランスをはかるため、国家エネルギー委員会を設立した。温家宝首相が主任を勤めるということだ。
中国政府網の27日の発表によると、国家エネルギー委員会の主な職責には国家エネルギー発展戦略の制定、エネルギー安全の審議、エネルギーの発展における重要な問題、および国内のエネルギー開発と国際協力の両方を見据えた計画調整などが含まれているということだ。
なお、李克強副首相が副主任を勤める。そのほか、外務省、国家発展改革委員会、科学技術省、財政省、商務省などの政府部門の責任者が当委員会のメンバーとなっている。
「CRI」2010年1月27日 |